本殿の南側、外玉垣の横に祀られているのが、第一の末社「神明社」です。
御祭神は伊勢の神様「皇大神 天照大御神」。切羽風流造銅板葺 建坪5坪余の小さな社殿です。江戸時代中期延享2年の遷座と言われ、神社誌によれば鎌倉時代以降伊勢信仰が盛んになるにつれ、伊勢の神宮を境内に勧請したのではないかと言われています。
江戸時代には、この地域で毎年
、伊勢へ代参を出しており、その出発、帰国に際して、御神前で祈願、御礼をしている事が分かっているので、伊勢信仰の盛り上がりに合わせて、建立されたものと考えます。
大正12年にお屋根替え、平成19年に改修をし、現在の姿になっています。
コロナ禍が過ぎ、お伊勢参りに行かれる際には、旅行の安全、成就のお礼にお参り頂くと良いかもしれません。